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日本リリー 09年売上高1000億円突破 今年も2桁増収見込む

公開日時 2010/03/09 04:01

日本イーライリリーは3月8日に発表した09年(1~12月)業績は、抗精神病薬ジプレキサ、すい臓がんなどに用いる抗がん剤ジェムザール、09年に非小細胞肺がんの適応を追加した抗がん剤アリムタなど主力品が貢献し、売上高は19%増の1092億9500万円(決算ベース)と、1000億円を突破した。この日に都内で会見したアルフォンゾ・G・ズルエッタ社長は、10年も「2桁成長を予測している」と述べ、アリムタと09年に上市した小児ADHD治療薬ストラテラの成長がカギになるとの見方を示した。

同社は、塩野義製薬が1月に承認取得した抗うつ剤サインバルタ(製品名)を薬価収載後に共同販売することになっている。2月にはジェムザール(同)の乳がん適応の追加を取得した。09年には、骨形成を促す骨粗しょう症治療薬「LY333334」(一般名:テリパラチド皮下注)、双極性障害の躁状態を適応追加する「LY170053」(一般名:オランザピン錠)、新しい2型糖尿病治療薬でGLP-1受容体アゴニスト「LY2148568」(一般名:エキセナチド皮下注)――の3品目を申請。フェーズ3には認知症の進行抑制を図る薬剤など8つ(うち5つが効能または剤形の追加)が控えている。

これら新製品を拡充することで、ズルエッタ社長は、15年には09年の倍増、20年には売上4000億円を描いているという。新製品の増に合わせ、約900人のMRの増強も検討するとしているが、新たにコントラクトMRを導入したことを明らかにした。全体の10%以内で活用していく方針という。

一方で、MRの訪問制限、医師のニーズの多様化から「頭数を増やせばいいものではない」との認識も示し、ネットなど「他のチャンネルを使うことで問いかけをし、対話をしていきたい」と話した。今後もMRのトレーニングのための投資を進んで行い、従前が導入しているスマートフォン「ブラックベリー」の活用でさらなる業務効率の向上を図るとした。

09年製品別売上高(薬価ベース)
ジプレキサ 435億円 7.7%増
ジェムザール 178億円 14.4%増
インスリン 162億円 6.8%増
ヒューマトロープ 111億円 0.8%減
ペルマックス 38億円 15%減
エビスタ 209億円 7.0%増
シアリス 33億円 57.0%増
アリムタ 128億円 713.7%増
ストラテラ 5.4億円 N/A
※エビスタは中外製薬(決算ベース)との合算
※シアリスは日本新薬(決算ベース)との合算

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