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【ESMOリポート】PARP阻害剤IniparibのP2 TNBCの全生存期間12.3ヵ月

公開日時 2010/10/13 06:03

 HER2ネガティブ、ホルモンレセプター(エストロゲン、プロゲステロン)ともネガティブのトリプルネガティブの転移性乳がん患者に対する治療薬の可能性が指摘されていたPARP阻害剤Iniparib(BSI-201)のフェーズ2結果が10月10日、イタリア・ミラノで開催された第35回欧州臨床腫瘍学会議(ESMO)で報告された。ゲムシタビンとカルポプラチン投与群(化学療法群)に比べ、両剤にIniparibを加えた群(Iniparib群)は全生存期間(OS)を5ヵ月近く有意に改善し、12.3ヵ月という結果を残した。


試験結果は、Baylor-Charles A. Sammons Cancer Center のJoyce O’Shaughnessy氏が、口頭で発表した(Late-Breaking演題)。試験は、TNBC患者123人を対象に、化学療法群62人、Iniparib群61人に無作為に割り付けて行われた。主要評価項目はCR臨床ベネフィット率(CBR=CR+PR+6ヵ月以上のSD)で、副次的評価項目として無増悪生存期間(PFS)などが設定された。OSは予めプロトコルでは定義されていなかったが、臨床的に関連する評価項目だとして分析、報告された。


試験結果によると、CBRを満たしたのは、化学療法群33.9%に対し、Iniparib群55.7%と有意差(p=0.015)を示した。PFSでは、Iniparib群5.9カ月で、化学療法群3.6カ月を有意に上回った(HR=0.59、p=0.012)。OSは、Iniparib群12.3カ月で、化学療法群7.7カ月を5ヵ月近く上回る結果となった(HR=0.57、p=0.014)。有害事象の評価でも、両群に目立った差はなかった。

 

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