EMA MITとレギュラトリーサイエンスで共同研究
公開日時 2010/11/26 04:00
欧州医薬品庁(EMA)はこのほど、米マサチューセッツ工科大学(MIT)バイオメディカルセンター(CBI)および同国際研究センター(CIS)と医薬品におけるレギュラトリーサイエンスの質の向上を目指した共同研究契約を締結したと発表した。
契約では、具体的には、▽安全かつ有効な医薬品の効率的な開発のために現行の法的要件を適切に運用する、▽法的決定に患者アウトカムの価値やリスク・ベネフィットの視点を組み入れる、▽医薬品承認で時差を設定、漸進的に行う等柔軟な対応をする(間隔を置き集中させない)、▽市販後法的要件履行についての改善をする―などに取り組むことを決めた。
同研究成果は、EMAの2015年に向けての業務改善ロードマップおよびCBIの新薬開発プログラムなど双方のプロジェクトに反映される。同共同研究期間は2011年12月までとなっている。