7割がデジタル・AIを通じた業務効率化を実践
製薬各社の「業務効率化プログラム」その狙いと期待
公開日時 2025/07/01 00:00
編集長沼田佳之多くが複数年の集中改革期間設定組織構造・人材改革に注力製薬各社ともビジネス変革を進めている。AIやデジタルの社会浸透は、研究、開発、生産、営業・マーケティング、本社管理部門の全てのサプライチェーンにおけるビジネスプロセスで、成果を前提としたアジャイルな意思決定プロセスの構築や組織改革、会社が求める人財育成や採用方針の変更などに直接影響している。近年この動きが急速に強まっている。ミクス編集部は製薬各社がここ数年で導入した「業務効率化プログラム」の実施状況を把握する目的で、各社ごとの投資の方向性やコスト改善に向けた取り組みなどのトレンドを調べた。その結果、効率化プログラムを導入する企業の7割がデジタル・AIの利活用を通じた業務効率化の実践をあげ、6割の企業が組織構造や人材改革に注力...