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影響力増す医療版ソーシャルメディア 製薬企業はどう対応?

公開日時 2010/12/02 04:02

インターネット空間での双方向コミュニケーション、そこから生まれるネットワークや会話が日本の医療分野でも注目されている。医師同士、患者同士、医師と患者――といったコミュニティサイトなどを総称する「ソーシャルメディア」は、欧米ではすでに臨床現場を変える力を持ち始めている。ネット上での会話にはジャンク情報も少なくないが、キラリと光る有益な情報もあり、「触れるリスクより、触れないリスクの方が大きい」といわれるほど影響力を増しているのが現状だ。そこでミクス編集部では医師を対象にソーシャルメディアに関するアンケート調査を実施するなどし、日本における医療版ソーシャルメディアの可能性を探った。

アンケート調査は、スマートフォンやタブレット型PCを使用している医師100人を対象に実施した。日頃活用しているアプリを聞いたところ、トップが米国立医学図書館が提供する世界最大の医学文献などのデータベース「PubMed」だった。また、将来を含めてソーシャルメディアの活用方法を聞いたところ、「治療情報(検査・投薬、画像データ)の共有化」や「症例ベースの医師同士のコミュニケーション」に関心が高いこともわかった。処方経験の浅い新薬ほど、他の医師の使用状況や使用感が気になることが指摘されていたが、調査結果でもこういった状況が見られたことになる。

既に日本でも、ネット上で自然発生する医師同士の会話や薬剤の口コミ情報に、製薬企業が“聴き耳を立てる”ビジネスを模索する動きがあり、医薬品マーケティングに変化をもたらす可能性がありそうだ。詳細はMonthlyミクス12月号及びミクスOnlineに掲載中。


 

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