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アルフレッサHD・10年度決算 3月末妥結率が90.1%と低迷 価格交渉難航で

公開日時 2011/05/11 04:00

アルフレッサホールディングス(HD)が5月10日に発表した2011年3月期(10年度)連結決算のうち、主力の医薬品等卸売事業は、売上高2兆1666億1700万円(前年度比=以下同、6.1%増)、営業利益77億8300万円(39.8%減)と2桁減益となった。年度内に妥結できなかったのは金額ベースで1割近くに達するなど、価格交渉が難航したことを裏付ける結果となった。卸売事業の売上総利益率は6.15%、営業利益率は0.36%、販管費率は5.8%だった。

同社は10年度決算について、「昨年4月の薬価改定と、新薬創出・適応外薬解消等促進加算の影響を受けた」と分析。加算の理解が思うように進まなかったことから、価格交渉が難航し、妥結率も低迷したとしている。妥結率(金額ベース)は、昨年12月末で46.2%(2年前=81.0%)、3月末で90.1%(98.2%)。金額ベースで1割近くが年度内に妥結できなかったとしている。

12年3月期(11年度)の医薬品等卸売事業の業績予想は、売上高2兆3000億円、営業利益64億円を想定。売上総利益率5.92%、営業利益率0.28%、販管費率5.64%をそれぞれ見込む。販管費率の圧縮を続けていくも、営業利益率は減少を見込んでおり、厳しい状況が続くとしている。
 

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