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急性肺塞栓の入院患者と外来患者 国際オープンラベル無作為化非劣性試験

公開日時 2011/07/18 04:00

治療ガイドラインでは、肺塞栓患者で血行動態的に安定した患者には外来治療が推奨されているが、現在大抵の治療は入院治療がベースとなっている。評価の目的は、外来患者に対する治療を入院患者の治療と比較、非劣性を検証する。


オープンラベル無作為化非劣性試験をスイス、フランス、ベルギー、米国の19か所の救急部で実施、急性症候性肺塞栓で死亡リスクが低い患者を外来(無作為化後24時間以内に退院した患者)もしくは経口抗凝固剤投与後にエノキサパリン皮下注治療中の入院患者を1対1に割り付けた。主要評価項目は、90日以内の症候性再発静脈塞栓症の発症。


2007年2月から2010年6月までに344例を登録、外来171例のうち1例が90日以内に再発静脈塞栓症を発症し、入院168例では0例で有意差はなく、肺塞栓患者でローリスクの場合、外来患者にも入院患者治療に代わって、安全かつ有効に治療が可能なことが示された。Drahomir Aujesky (Bern University Hospital)ほか。


Lancet   Vol.378 July 2、2011

 

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