アステラス J-Winダイバーシティ・アワードで大賞受賞 製薬企業で初めて
公開日時 2012/03/07 04:00
アステラス製薬は3月6日、女性の積極活用で功績のあった企業を顕彰する「2012 J-Winダイバーシティ・アワード」(主催:NPO法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク、略称J-Win)で大賞を受賞したと発表した。製薬企業の大賞受賞は初めて。なお、2012年の準大賞は日産自動車と三菱東京UFJ銀行、ユニーク賞にはバクスターが選ばれた。
アステラスでは女性管理職や役員の育成施策などを推進し、例えば執行役員がメンター(師匠)となって女性管理職に対するメンタリング制度をスタートするなどしている。また、各社各部署でダイバーシティの推進役を任命し、各職場での研修にも取り組んでいる。アステラスは、「今回の受賞はこれらの取り組みなどが評価されたものと考えている。今後もダイバーシティの推進に積極的に取り組む」とコメントしている。同社の女性管理職は73人だが、男女比は非開示。
J-Winダイバーシティ・アワードは2008年から毎年1回、ダイバーシティ推進に積極的に取り組み、功績のあった企業を顕彰するもの。今年で5回目。なお、前回2011年では準大賞にノバルティス ファーマが選ばれている。