旭化成・MSD・BMS D&I AWARD最高評価のベストワークプレイスに認定 MSDは5年連続
公開日時 2025/12/15 04:50
旭化成、MSD、ブリストル・マイヤーズ スクイブは12月12日、JobRainbowがダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定・表彰する「D&I AWARD 2025」で、最高評価の「ベストワークプレイス」に認定されたと発表した。D&I AWARDは、2021年に日本で始まったD&Iに取り組む企業を認定・表彰する国内最大級のアワードで、「ジェンダーギャップ」、「LGBTQ+」、「障害」、「多文化共生」、「育児・介護」の5つのカテゴリ・100項目で評価される。MSDは5年連続のベストワークプレイス認定となった。
◎旭化成とグループ会社6社 2年連続認定
旭化成では、旭化成エレクトロニクス、旭化成ホームズ、旭化成建材、旭化成ファーマ、旭化成ライフサイエンス、旭化成アビリティのグループ会社6社も同時に、ベストワークプレイスの2年連続認定となった。同社グループではダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)を経営戦略の重要な要素と位置付け、社長を委員長とするDE&I委員会を開催し、意見交換などを定期的に実施している。同社では、「この受賞を励みにさらにDE&Iを推進し、社員一人ひとりが持つ力を最大限に引き出しながら、共創力を高める。持続的な成長と社会への価値提供に向けて、挑戦を続けていく」とコメントしている。
◎MSD 5年連続認定 ニカム社長「D&Iを力に革新的な医薬品を」
MSDは5年連続のベストワークプレイス認定。同社では2014年に「MSDダイバーシティ&インクルージョン宣言」を策定し、あらゆる背景を持つ社員が能力を最大限発揮できる職場づくりを目指し、制度の整備と社員の意識・行動変容に取り組む。同社のプラシャント・ニカム社長は、「インクルーシブな職場環境の醸成により“最先端のサイエンスを駆使して、世界中の人々の生命を救い、生活を改善すること”という当社のパーパスを実現できると確信している。D&Iを力に、人々に革新的な医薬品とワクチンを提供できるよう努めていく」とコメントを寄せた。
◎BMS C2C4Cなど積極的参加 「革新的な医薬品を届ける使命の達成に」
ブリストル・マイヤーズ スクイブは2年連続のベストワークプレイス認定となった。同社では、PBRG(People & Business Resource Groups)を中心に、社員が主体的となってD&Iを推進。社員同士の相互理解を深めるイベントやワークショップを継続的に開催し、C2C4Cを通じたチャリティ活動やボランティア活動へも参加を推進している。同社は、「2年連続の認定は、社員一人ひとりの主体的な行動の積み重ねによって実現できた成果だ。インクルーシブな環境をさらに進化させ、少しでも早く革新的な医薬品を患者さんに届けるという使命の達成につなげていく」としている。