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65歳以上の4割 脱水状態を自覚していない「かくれ脱水」かも 熱中症意識調査

公開日時 2012/07/04 04:01

脱水状態に対する正しい知識と予防方法・対処方法の啓発を目的とする「教えて!『かくれ脱水』委員会」(委員長=兵庫医科大小児科学・服部益治教授)はこのほど、65歳以上の約4割が脱水状態を自覚していない「かくれ脱水」の可能性があるとの調査結果をまとめた。熱中症を防ぐためにも、まずは脱水への正しい知識と自覚が必要と訴えている。

昨夏に熱中症で緊急搬送された患者は全国で約4万人。この4割以上を65歳以上の高齢者が占めた。温暖化や節電などで今後、高齢者の熱中症問題が深刻化することが指摘されている。このため同委員会では熱中症に関する意識や実態を明らかにするため、65歳以上のみの世帯で暮らす首都圏在住の男女300人にインターネット調査を行った。調査期間は6月8日~10日。

特に夏に感じる体の状態を聞いたところ、「だるくなる」「食欲が低下する」「元気がなくなる」「体がほてる」「口の中がネバネバする」などの脱水状態が疑われる何らかの症状を経験したことがある人は157人いた。次に、この157人にその原因を聞いたところ、「高齢のため」や「夏バテのため」が半数程度と多く、「脱水症のため」との回答は38人にとどまった。裏を返すと119人(157人-38人)に「かくれ脱水」が疑われることになり、65歳以上全体でみると39.7%(119人/300人)を占めることがわかった。

また、熱中症になった時の対処方法を聞いたところ、「水分補給する」との回答が9割近くにのぼり、その内訳は「水」との回答が6割強を占めた。熱中症の発症までに至る脱水状態の時には真水だけを摂取しても症状は改善されず、ナトリウムやカリウムなどの電解質を摂取することが必要とされており、適切な水分補給に対する認知の低さも浮き彫りになった。

同委員会の服部教授は、「高齢者は年齢とともに基本的な体の水分量が減っており、少量の汗でも脱水状態を起こしやすいので注意が必要」とし、「熱中症を防ぐには、まずは脱水を防ぐことが重要。そのためには脱水状態や、かくれ脱水に対する正しい知識と予防方法・対処方法を知ることは必須」とコメントしている。

 

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