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田辺三菱 SGLT-2阻害薬近く承認申請 DPP-4阻害薬の9月長期処方解禁で糖尿病領域強化へ

公開日時 2013/05/09 05:02

田辺三菱製薬の常務執行役員・三津家正之開発本部長は5月8日、13年3月期(12年度)決算発表会見で、糖尿病に用いるSGLT-2阻害薬カナグリフロジン(=一般名)を13年前半にも日本で承認申請することを明らかにした。12年に発売したDPP-4阻害薬テネリア(一般名:テネリグリプチン)も9月に長期処方が解禁になることから、同社として糖尿病領域を強化する。

 

テネリアは5成分目のDPP-4阻害薬として12年9月に発売され、この日発表された12年度決算によると売上高は12億円。同社としては長期処方が解禁される9月から攻勢を強める方針で、同薬の強みである▽24時間の効果持続による3食の食後高血糖改善▽肝・腎の2ルートによる排泄で腎機能低下例にも使用可能―を共同販売する第一三共と同社の約4000人のMRで訴求する。

 

近く申請することを明らかにしたSGLT2阻害薬は、3月にアステラス製薬がイプラグリフロジンを、4月に大正製薬がルセオグリフロジンを承認申請。三津家正之開発本部長は「(他の2成分と)同時期に承認を取得したい」と述べた。また、DPP-4阻害薬とSGLT-2阻害薬を共に創製した強みを生かし、両薬の配合剤の開発も検討していることも明らかにした。

 

同社の12年度決算は、5%台後半の薬価改定の影響を受けたものの、主力品で関節リウマチなどに用いるレミケードの売り上げが10.8%増と好調に推移したことに加え、多発性硬化症薬ジレニアのロイヤリティ収入が200億円近くに上ったことから3.0%の増収となった。営業利益は、研究開発費の減少も手伝って営業利ほぼ横ばいを確保した。

 

13年度業績は、新薬とロイヤリティ収入の増大の一方で、長期収載品の減少で0.5%の減収を見込む。売上の約4割を占める長期収載品についてはeプロモーションにシフトさせていくという。

 

【連結業績(前年同期比)13年度通期予想(前年同期比)】
売上高4191億7900万円(3.0%増)4170億円(0.5%減)
営業利益689億6800万円(0.1%減)700億円(1.5%増)
経常利益693億9200万円(0.9%増)715億円(3.0%増)
純利益418億9200万円(7.4%増)440億円(5.0%増)

 

【12 年度売上高(11年度実績)13年度通期予想、億円】
レミケード 735 (663) 786
セレジスト 184 (180) 182
タリオン   143 (133)  157
メインテート 141 (137) 158
ラジカット 133 (225) 98
アンプラーグ 130 (153) 116
ウルソ 133 (145) 121
クレメジン 122 (117) 131
ヴェノグロブリンIH 110 (107) 117
デパス 104 (110) 95
テラビック 51 (15) 40
ヘルベッサー 76 (87) 70
タナトリル 71 (83) 63
レクサプロ 46 (13) 83
シンポニー 53 (10) 92
リプル 51 (62) 44
ノイアート 44 (54) 43
テネリア 12 (‐) 35 (12年9月発売)
イムセラ 13 (‐) 30 (11年11月発売)
ワクチン 288 (288) 279
技術導出契約金など 227 (96) 293
[うち、ジレニアのロイヤリティ 195 (56)]

(日本では、ノバルティスがジレニア、田辺三菱がイムセラの製品名で販売)
 

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