相手を知るには対話するそれが基本このＭＲがいて、うまくいった、助かった──そんな印象に残ったＭＲを、毎回異なる病院薬剤部長に推薦してもらい、紹介するこのコーナー。果してそのＭＲは、どんな取り組みで、印象に残ることになったのか？今回は大塚製薬工場の河合裕子さん。ＭＲになって10年目。薬剤部長さんは、他の施設の評判も聞いたうえで、推薦されました。「輸液のことなら河合さん」という「安心感」、そして面談の最後には製品名を念押しする姿に「憎めない」とも。寄せる信頼の厚さを感じさせられましたが、それを得る極意を聞き出そうと、足を運びました。失敗したことも、成績が落ちつづけたこともあります。しかし結局、私のモチベーションは、現場で奮闘する先生、弊社の製品で治療を続ける患者さんの姿。誰かに指示されてではなく...