スタチン製剤 患者数シェア ロスバスタチンが31%でトップに
公開日時 2014/11/01 00:00
アトルバスタチン先発+GEで29%GEある成分は総じてGE処方多く脂質異常症治療薬は現在、スタチン系製剤、フィブラート系製剤、オメガ3脂肪酸系製剤に大別される。ただ、その市場は1980年代後半に登場したスタチン系製剤が圧倒的な優位を保ち、高血圧症や糖尿病の治療薬市場と比較すると治療のパラダイムシフトという意味では変化に乏しい。しかし、スタチン製剤の相次ぐ特許失効、これに加えて厚労省による後発品(GE)使用促進政策、さらにはオメガ3脂肪酸製剤ロトリガの登場など市場環境は変化している。そこで、いつものように調剤薬局における調剤レセプトベースで実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI)のデータをもとに脂質異常症治療薬市場を俯瞰する。まず、最新の14年8月の患者数ベースのクラス別...