中国の医薬品納入工作1
公開日時 2009/05/31 00:00
市場背景中国では、機能・格付け・所属・経営・役割で病院を分類しています。もっとも権威のある医療機関は3級甲医院で、その次に3級乙医院、2級甲医院、2級乙医院、そして1級医院と続きます。さらに未評定等級医院も4687施設あります。これらの格付けは、機能・規模・実績・役割などから毎年、見直されています。さて、このうち海外医薬品を使っている医療機関はどのくらいあるのか、ということですが、実はある統計によれば、中国国内で販売されている海外輸入薬の70%が、現在、3級甲と2級の主力医院で使われていると報告されています。3級医院と2級医院の数はそれぞれ、1186施設と6608施設。これは、医院全体(1万9847施設)の約30%を占めることになるので、海外医薬品の主要な販売ターゲットは、3級医院と2級医院...