変化が見えないのは、見ていないだけ
公開日時 2015/12/28 00:00
コンサナリスト川越満製薬企業向けに地域包括ケアシステムが与える影響について講演すると、多くの方が「自分のエリアではそんな変化は起きていない」と、戸惑いを見せる。講演内容を素直に受け取ってくれたMRは、すぐに得意先の先生との会話の“まくら”にしてディテーリング時間を確保しているが、その他の人たちは、変化の胎動を感じられるまで動く気がないようだ。本当にDPC病院が10年以内に1000病院(従来の3分の2)にまで減少したらどうなるのか?医療と介護の連携や多職種連携が拡大すると、それが免疫システムのように製薬企業MRを異物と認識してしまうかもしれない。そうなると、MRはますます医師等に会いにくくなる。唯一、異物と認識されない方法は、免疫システムそのものになることだ。それには、できるだけ早く地域包括ケ...