東邦HD 社長COOに有働常務、濱田会長CEOは留任 東邦薬品社長には馬田専務
公開日時 2019/06/28 03:50
東邦ホールディングス（HD）は６月27日、常務取締役の有働敦氏（写真）が代表取締役社長COOに就任したと発表した。代表取締役会長CEOの濱田矩男氏は留任した。また東邦薬品の代表取締役社長も交代し、専務取締役の馬田明氏（HD専務取締役兼務）が異動した。有働氏は東邦薬品の副社長として営業を担当。馬田氏は専務として営業担当責任者を務めてきた。
東邦HDは同日、代表取締役の異動を決定し、社長COOに有働敦氏（前常務取締役、前東邦薬品代表取締役副社長）、副会長CFOには枝廣弘巳氏（前取締役副社長、前東邦薬品代表取締役社長）がそれぞれ就任した。取締役社長だった加藤勝哉氏は取締役特命担当に、代表取締役副会長（業界団体担当）の河野博行氏は取締役副会長（同）に異動した。異動理由を東邦HDは「経営体制の一層の強化・充実を図るもの」とだけ説明している。
東邦薬品の代表取締役の異動も決定し、会長には森久保光男氏（前HD専務取締役）、社長には馬田明氏（前専務取締役）が就任した。森久保氏は物流、開発部門の責任者を務めてきた。
なお、取締役副社長（卸売事業関係会社担当）には松谷竹生氏(HD取締役、九州東邦社長兼務)、同副社長（北海道、東北、東海・北陸担当）には本間利夫氏が就いた。
東邦HDの有働社長は1964年４月生まれ55歳。87年入社。2016年取締役、17年から常務取締役、東邦薬品代表取締役副社長（営業担当）。
東邦薬品の馬田社長は1965年４月生まれ54歳。86年入社。2016年から取締役（営業担当）、東邦薬品専務取締役（営業担当責任者）。