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厚労省 新型コロナウイルスの検査体制 地方衛生研究所に拡大 最速で24日から対応可能に

公開日時 2020/01/24 04:51
中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスについて、厚労省は1月23日、国立感染症研究所で実施しているウイルス検査を、全国の地方衛生研究所でも実施できるよう整備を進めていることを明らかにした。中国の大型連休「春節」が25日から始まることに備え、水際対策と同時に、国内での患者増を想定した対応を強化する。同省はPCR検査に必要となる検査試薬などを同日、各地に発送した。最速で24日から検査ができるようになる。

同省が23日段階で講じた医療体制の対応は、中国・武漢市以外に流行が拡大した場合の備えとして、「流行地域からの訪日客や帰国者が入国後に発熱等の症状を認めた際に、医療機関で行動歴などの詳細な聞き取りを行い、保健所と連携して疑似症サーベイランスを確実に実施する」とした。また中国からの訪日客が急増することに伴い、国内で患者が増加する可能性も視野に入れ、国立感染症研究所で実施している検査について、全国の地方衛生研究所でも実施可能となるよう体制を整備する。加えて、特に留意すべき濃厚接触者(例:医療従事者)について、患者対応に係る注意喚起を実施するとした。

なお、国立感染症研究所は新型コロナウイルス感染を疑う患者の検体採取・輸送マニュアルを策定し、自治体および関係者に情報提供している。2019-nCoV (新型コロナウイルス)検査に必要な検体採取の方法や検体輸送の留意点などを示したもの。必要に応じ、マニュアルの中味もアップデートされている。

このほか水際対策として、中国発の全ての航空便について、「乗客に健康カードを配布し、機内アナウンスを実施して、疑わしい事例の把握につとめる」よう各航空会社に要請している。さらに、宿泊施設などで訪日外国人旅行者に症状が見られた場合についても、医療機関を受診するよう適切に対応することを周知した。

同省は、新型コロナウイルス関連肺炎に関するQ&Aを早ければ24日中に同省のホームページ上にアップする。さらに、風評被害や無用な混乱を防ぐことも視野に、「過剰に心配することなく、マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願いする」と呼び掛けている。

◎23日12時時点 中国で17人の死亡を確認、タイでも感染者

新型コロナウイルスをめぐっては、23日12時時点で、中国で571人が感染し、17人の死者が出ているほか、タイでも新たに患者が増加し、4人の感染者が出ていることがわかっている。日本で感染が確認された男性1人については、濃厚接触者は全て特定し、健康観察対象者とされているものの、新たな感染者はでていない。
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