本システムでは、JavaScriptを利用しています。JavaScriptを有効に設定してからご利用ください。
本文へ
検索フォーム(ヘッダー)
【全】hlink
Monthlyミクス・増刊号
お申し込み
お問い合わせ
【全・SP】hlink
Monthlyミクス・増刊号
お申し込み
お問い合わせ
トップ
記事詳細
特集
経営/製品
制度/政策
データ/ランキング
リサーチ
スキルアップ/キャリアアップ
コンテンツ一覧
お申し込み
ミクスOnline プレミアム会員(学生、医師/歯科医師除く) 申込フォーム
ミクスOnline アカデミア会員 申込フォーム
ミクスOnline 医師/歯科医師会員 申込フォーム
Monthlyミクス 購読申し込みフォーム
人気記事ランキング
人気図表ランキング
ユーザー評価ランキング
営業部門管理職オススメコンテンツ
コンテンツ詳細
特集コンテンツ
【全・SP】Account Login
ログイン
サイトライセンスでログイン
USER ID
PASSWORD
ログイン状態の保持
パスワードを忘れた場合
無料トライアルお申し込みはこちら
ホーム
>
記事詳細
【MixOnline】パンくずリスト
ホーム
>
ニュース
>
新型コロナ専門家会議 「対策のフェーズが変わった」医療崩壊と重症化の防止に力点
【MixOnline】記事詳細
新型コロナ専門家会議 「対策のフェーズが変わった」医療崩壊と重症化の防止に力点
公開日時 2020/04/23 04:53
印刷
コピー
Twitter
Facebook
Linkedin
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は4月22日、厚労省内で記者会見し、緊急事態宣言発出後の状況分析と現状の課題について提言した。副座長の尾身茂氏(地域医療機能推進機構理事長)は、医療提供体制とPCR検査体制について、「対策のフェーズが変わった」と述べ、「医療崩壊防止と重症化防止により死亡者数の最小化を図っていくかに力点を置く」と強調した。感染拡大で患者数が増加することに備えて、地域医師会と協力し、かかりつけ医が患者から直接相談を受ける体制を整える。かかりつけ医は必要に応じて地域医師会が運営する「コロナ検査センター(PCRセンター)」に検査を依頼。無症候者や軽症者は自宅療養、宿泊療養で対応する。一方、都道府県は感染症指定病院への受入れを重症・中等症の患者に割り当てるなど、地域で医療崩壊を起こさせないような連携体制の構築を求めた。
◎感染者の増加のスピードに追いつかない
専門家会議はこの日の会見で、東京都など一部地域で「感染者の増加のスピードに追いついていない状況」となっていることに危機感を表明した。その上で、都道府県知事のリーダーシップのもと、①医療機関の役割分担の促進、②PCR等検査の実施体制の強化、③保健所体制の強化、④感染状況の共有、⑤搬送体制の整備-に取り組むよう要請した。また国に対しては、感染リスクと背中合わせでウイルスと闘っている医療従事者のために、感染防護具などの確保、検査試薬、検体採取スワブ等の資材の安定確保に最大限努力するよう要請した。
◎患者の相談や受診に「かかりつけ医」が参画 地域医師会との協力体制構築を
このうち医療機関の役割分担の促進では、地域医師会との連携を強く求めた。発熱症状などを訴える患者の相談や受診については、地域の「かかりつけ医」が参画するよう求めている。これまでの対応では、帰国者・接触者相談センターが窓口となっていたが、感染者が増加していることから、別途、地域の診療所等の活用による「2系統体制」を構築する。かかりつけ医がPCR検査の必要性を認めた場合は、地域の医師会が運営するコロナ検査センターに検査を直接依頼できる。これにより検査実施から結果までの時間を短縮できるほか、自宅療養、宿泊療養への患者の振り分けや、その後の療養指導などを地域の医師会と連携して行うことができる。
すでに東京都医師会が「地域のPCRセンター」を最大47立ち上げることを表明している。この際のPCR検査については、保険診療として民間の検査会社を活用することができる。
◎重症化リスクの高い人「day0、day1でも即座に相談を」尾身副座長
なお、この日は新型コロナウイルス感染症を疑う症状の定義で新たな見解を示した。高齢者や基礎疾患がある重症化リスクの高い人、妊婦については、「肺炎が疑われるような強いだるさ、息苦しさ、37.5℃以上の発熱が続くなどの症状が、ひとつでもある場合は、4日を待たずすぐに相談して欲しい」と呼びかけた。「day0(発熱初日)、day1(発熱1日後)でも即座に相談して欲しい」と強調した。毎日体温を測定するなどして、体調管理を行い、”普段と違う”というサインに自ら耳を傾ける必要性を指摘した。また小児については、小児科医による診察が望ましいとした。
◎治療薬「重症化するリスクの高い患者に適切な治療薬を」
治療薬やワクチンについては現在、観察研究や治験が複数進行中。尾身副座長はこの重要性を強調したうえで、薬事承認まで一定の期間を要することから、「副作用等を慎重に検討しつつも、迅速に臨床での使用を検討することが必要」と指摘した。現在の投薬については、あくまで”緊急避難的な対応”として、「医師の判断による治療薬の投与は日本感染症学会の見解をもとに、医療機関で所定の手続きをとり、患者の同意を取得した上で、引き続き継続すべき」とした。また、重症化するリスクの高い患者に対して、重症化する前に適切な治療薬を選択することが必要とした。ただし、重症化する前の投与は、研究として行われるべきとした。また、重症な予兆を示唆する「重症化予測マーカー」の確立に向けて、研究班を立ち上げ、結果を早急に臨床現場で活用できるよう検討することを求めた。尾身副座長は、「重症化予防、死亡者をできるだけ減らしたいというのが最優先の課題」と述べ、重症化しやすい患者を同定し、適切な治療につなげることの重要性を強調した。
◎「人との接触を8割減らす、10のポイント」を公表
このほか専門家会議は「人との接触を8割減らす、10のポイント」を公表した。具体的には、①ゴールデンウイークはオンライン帰省、②スーパーは1人または少人数で、③ジョギングは少人数、公園はすいた時間を、④待てる買い物は通販で、⑤飲み会はオンラインで、⑥診療は遠隔診療、定期受診は間隔を調整、⑦筋トレやヨガは自宅で動画を活用、⑧飲食は持ち帰り、宅配も、⑨仕事は在宅勤務、⑩会話はマスクをつけて-の実施を呼びかけ、ヒトとの接触機会を「最低7割、極力8割」まで減らすことを実践して欲しいと要請した。
専門家会議はまた、正確な国民の感染状況を確認するため、抗体保有状況を確認する等の「血清抗体調査」を継続的に行う体制を整備する方針も盛り込んだ。
プリントCSS用
【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
関連ファイル
関連するファイルはありません。
【MixOnline】キーワードバナー
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
専門家会議
新型コロナウイルス
尾身茂
コロナ検査センター
PCRセンター
東京都医師会
COVID-19
【MixOnline】記事評価
この記事はいかがでしたか?
読者レビュー(26)
1
2
3
4
5
悪い
評価を選択してください
良い
評価を投稿する
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
一緒に読みたい関連トピックス
記事はありません。
ボタン追加
各種購読契約の申込
無料メールマガジンの登録
関連ニュース
関連ニュース
全て見る
【MixOnline】関連(推奨)記事
厚労省・制度部会 薬機法改正へ議論スタート 佐藤監麻課長「M...
日医・松本会長 費用対効果を保険収載の可否に用いるのは「適切...
財務省 累積額控除の見直し含む「毎年薬価改定の完全実施」を主...
日薬連薬価研・石牟禮委員長 24年度薬価制度改革の「効果検証...
GE薬協 23年度弟3四半期の後発品シェアは82.7%
推奨記事
推奨記事
全て見る
【MixOnline】関連(推奨)記事
米FDA 新型コロナ経口治療薬Paxlovidを正式承認
英NICE 最終ガイダンスで新型コロナ治療薬3剤を推奨
米FDA CDER 22年の承認薬は37剤 希少疾患薬が全体...
塩野義製薬 新型コロナワクチン 5~11歳の小児対象臨床試験...
塩野義製薬 新型コロナワクチンの国内製造販売承認申請 国産で...
【MixOnline】記事一覧
ニュース
厚労省・制度部会 薬機法改正へ議論スタート 佐藤監麻課長「MRのプロモーション活動実態調べて対応」
(24/04/19)
アインHD元常務に懲役6月・執行猶予2年 他2被告にも有罪判決 敷地内薬局巡る競売妨害罪公判 札幌地裁
(24/04/19)
ウエルシアHD 池野隆光代表取締役会長の社長兼務を決定 「不適切な行為」による松本社長の辞任を受け
(24/04/19)
KMバイオとMeiji Seikaファルマ 男性育休推進で“イクボス企業同盟”に参画 製薬関係は15社に拡大
(24/04/19)
EPSなど3社 音声データを用いたヘルスケアサービスで業務提携 認知症の予防・検知・治療サポートへ
(24/04/19)
【MixOnline】記事ログ
Account Login
ログイン
サイトライセンスでログイン
USER ID
PASSWORD
ログイン状態の保持
パスワードを忘れた場合
無料トライアルお申し込みはこちら
バナー
バナー(バーター枠)
【MixOnline】アクセスランキングバナー
人気記事ランキング
一覧
1
アステラス製薬 23年度予想を下方修正 純利益97%減 遺伝子治療プログラムなどで減損損失
2
1月のプロモーション活動による製品想起ランク エンレストが首位キープも想起医師数24%減
3
新薬10成分が薬価収載 5成分が即日発売 製造元が倒産法申請のゾキンヴィは5月発売へ、社内在庫で
4
皮膚科領域の医療用薬市場 29年に4000億円超え 23年比29%増 アトピー性皮膚炎治療薬がけん引
5
厚労省・制度部会 薬機法改正へ議論スタート 佐藤監麻課長「MRのプロモーション活動実態調べて対応」
もっと見る
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
人気図表ランキング
一覧
1
医師の働き方改革 Web講演会(LIVE配信)を視聴しやすい時間帯
2
24年1月版 企業別パイプラインリスト
3
24年度薬価改定 各社主要製品(汎用規格)の改定率一覧
もっと見る
記事評価ランキングバナー
ユーザー評価ランキング
一覧
1
医師の働き方改革後のWeb講演会 18時以降視聴しやすく 13時台はより難しく MCI DIGITAL調べ
2
生成AIを用いた薬剤・疾患関連情報の収集 医師の15%が「経験ある」 情報の信頼度も高く
3
サンバイオ・森社長 SB623 めぐる次回審議「当惑している」 3月承認に必要なもの「全てやり切った」
もっと見る