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ノバルティス 心不全を正確に理解できる人「約4人に1人」 オンライン意識調査の結果公表

公開日時 2020/08/28 04:50
ノバルティスファーマは8月27日、心不全に関する意識調査から「心不全を正確に理解している人は約4人に1人(27%)」との結果を公表した。同社は新規の慢性心不全治療薬・エンレスト錠(一般名:サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物)を26日付で発売した。今回の調査結果を踏まえ同社は、心不全に関する正しい情報の伝達に努め、患者・家族に貢献したいと表明した。

調査は、今年5月に全国の成人1004 人(男性522人、女性482人)を対象に、「心不全」に関する一般生活者の認知状況や意識の実態について把握することを目的に行った。それによると、心不全には「急性心不全」や「慢性心不全」があると認識している人は全体の47%だった。この中で「徐々に心臓の機能が衰えていく病気」という慢性心不全の病態まで理解できる人は57%だった。結果として、心不全について正確に理解している人は全体の27%となり、「心不全について正確に理解している人は約4人に1人だった」と結論づけている。

◎一般生活者の「心不全」への関心は9%と低率

このほか同調査で一般生活者の「心不全」への関心度は9%と低率だった。一方で「がん(悪性新生物)」の関心度は43%と高く、「心不全」を自分事として捉えている人が少ないことが示唆されたと分析している。

◎心不全の認知向上、早期発見・早期治療の大切さで正しい情報伝達に努める

日本では、毎年約 1万人ずつ心不全の患者数が増加し、 2020年は120万人、2030年には 130 万人になると推計される。同社としては、「息切れ」や「むくみ」といった心不全の初期症状で受診する人が少ないことや、早期のBNP濃度測定で心不全を発見できることなどから、「心不全の正しい認知向上はもとより、早期発見、早期治療の大切さにつながる正しい情報を伝えることで、患者・家族のより充実した健やかな毎日に貢献したい」と強調した。



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