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サイバーエージェント、富士通など4社 オンライン服薬指導後の医薬品配送で連携プラットフォーム構築へ

公開日時 2020/10/16 04:52
サイバーエージェント、MG-DX、富士通、富士通研究所の4社は10月15日、オンライン服薬指導における安全・確実な医薬品配送を目的とした情報連携プラットフォームの構築で共同実証プロジェクトを開始したと発表した。薬局、ドラッグストア、配送業者、購入者などの異なるステークホルダーの間で、購入者の属性情報や医薬品の配送状況などをセキュアに共有できる情報連携プラットフォームを構築する。今年度内に検証を行い、21年度中の実用化を目指す。

厚労省は新型コロナウイルス感染症の感染者が急増した今年4月に「新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱い」を事務連絡した。これを受け国内の薬局やドラッグストアでオンライン服薬指導を導入する動きが加速したものの、オンライン服薬指導後の医薬品配送の体制の未整備が指摘され、配送から受領までの確実なデリバリー情報の管理に関するシステム連携のスキームが求められていた。

◎富士通研究所のプラットフォーム「IDYX」活用 富士通が運用モデルを検証

こうした背景を受けて当該4社は、薬局・ドラッグストアから購入者への医薬品デリバリーを、ブロックチェーンを活用して安全かつ確実に行える情報連携プラットフォームの構築に向けた共同実証プロジェクトを開始した。なお、富士通研究所が開発したアイデンティティー流通技術「IDYX(IDentitY eXchange)」を実装した情報流通・活用プラットフォームを用い、富士通が情報連携プラットフォームの運用モデルと技術の有用性を検証する。

◎サイバーエージェントが仕様を作成 MG-DXがアプリを提供

一方、サイバーエージェントは、ブロックチェーン技術の研究開発組織「ブロックチェーンスタジオ」において、ステークホルダー間での購入者情報や医薬品の配送状況を相互に連携できるプラットフォームの仕様の作成と構築を行う。MG-DX(サイバーエージェント100%出資)は、薬局・ドラッグストアや配送業者向けアプリの提供、および情報連携プラットフォームを実装した新サービスのビジネスモデル、運用モデルの検討を実施する。

◎配送時の医薬品の位置情報などのサービスモデルも検証

このほかプロジェクトでは、配送時の医薬品の位置情報や、授受の把握を可能とするサービスモデル・運用モデルの検証、さらにOTC医薬品のデリバリーでの実証実験についても実施する。

◎21年度中にプラットフォームの実用化を

4社は20年度中に情報連携プラットフォームの実用化に向けた技術とサービスモデルの検証を完了させる予定。21年度中にプラットフォームの実用化を進める。さらにプロジェクトで得られた知見をもとにMG-DXが提供するオンライン服薬指導の実施支援サービス「AI薬剤」への適用や新サービスの開発など、医薬品販売や配送に関わる各ステークホルダー間において医薬品の情報を安心安全に連携できるサービスの実現を目指す考えだ。

なお、サイバーエージェントとMG-DXは、プラットフォーム実現に向けて事業パートナーおよび医薬品のオンライン販売や、医薬品配送業務で同サービスを利用したい事業者を募集する予定だ。
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