医師の世代別に好む MRの情報提供を考える
公開日時 2022/10/01 00:00
物部真一郎高知大学医学部病院経営学プログラム特任准教授/精神科医先日、ミクスの沼田編集長とオンライン講演会で対話させていただく機会があった。沼田編集長から頂いた質問に、私の意見を述べるという形式だった。今回は、その時の対話の内容をまとめてみようと思う。Q1:コロナ禍になり、MRとの接触機会はどう変化したか?オンラインでもオフラインでも、MRと会話する頻度はやや下がった。しかし、コロナ禍でMRには本当にお世話になり、会話の濃度自体は相当上がったと思う。例えば、コロナ禍で様々な物品や薬剤の流通制限を経験した医療者は多いと思うが、MRにリアルタイムで流通再開の情報などを提供してもらって助かったことがある。「こっちの卸にはまだあるよ」というような情報をMRに教えてもらった。一方で、突然来ていただいて...