コロナ禍の特殊状況下で問われるMRの存在感
リモートとリアルの長短踏まえた活動がカギに
公開日時 2021/02/01 00:00
COVID-19感染拡大に覆われた2020年、「優れているMR」がいる企業ランキングを制したのは武田薬品だった。第2位は前回、首位に返り咲いた第一三共で、この結果を見る限り、2社のデッドヒートは今後も続いていくように映る。ただし、その内容を細かくみていくと、今後大きくランキングが変動しそうな地殻変動の「芽」も生まれている。そして、コロナ禍のMR活動で透けて見えてきたのは、リアル・リモートを問わず、どのような環境下でも医師のほしいと思ったタイミングで必要な情報を的確かつ確実に届ける、柔軟性とタフさを兼ね備えたMR像だ。ダーウィンの言説として伝えられるあの名言があらためて頭の中でこだまする。(富井和司)リモート対応が結果に影響医師が求めるMR調査2021年版では、「優れているMR」で全体、HP、...