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非弁膜症性心房細動・CHADS2スコア「1点」の処方割合 リクシアナ29%、イグザレルト26%

公開日時 2021/06/23 04:52
20年3月に公表された「2020年改訂版・不整脈薬物治療ガイドライン(GL)」では、非弁膜症性心房細動における抗凝固療法について、CHADS2スコア1点以上で経口抗凝固薬(DOAC)が「推奨」となった。本誌はGL改定後の薬剤使用状況について、エムスリーが独自に構築したリアルワールドデータベース「JAMDAS」(Japan Medical Data Survey:日本臨床実態調査)を用いて調べた。その結果、CHADS2スコア「1点」の患者への処方割合が最も高かった薬剤は、リクシアナで全体の29%を占めた。次いでイグザレルトが26%となった。GL改定で「考慮可」となったワルファリンは2%、薬剤未処方も15%あった。

◎2020年改訂版・不整脈薬物治療GL ワルファリンよりDOAC推奨


2020年改訂版・不整脈薬物治療GLでは、欧米のガイドラインや日本を含むグローバルなランダム化比較試験の結果などに基づき、「DOACを使用可能な心房細動患者の脳梗塞予防に新規に開始する際には、ワルファリンよりもDOACを用いる」ことが推奨クラスⅠ、エビデンスレベルAと記載した。一方で、ワルファリンは「考慮可」となった。

◎CHADS2スコア「2点」 リクシアナ31% エリキュース26%、イグザレルト23%

GL改定を踏まえて、DOACの処方状況をJAMDASデータで調べた。CHADS2スコア1点~5点までの薬剤使用状況(割合)をみた。CHADS2スコア「1点」(n=2186)の薬剤処方割合は、リクシアナが29%でトップ。次いでイグザレルト26%、エリキュース19%、プラザキサ8%の順となった。一方、CHADS2スコア「2点」(n=6437)の薬剤処方割合は、リクシアナが31%でトップ、次いでエリキュース26%、イグザレルト23%となり、2位と3位が逆転している。プラザキサは6%だった。

CHADS2スコア「3点」(n=4096)の薬剤処方割合は、トップがリクシアナで31%、2位はエリキュースの28%、次いでイグザレルト24%、プラザキサ6%。CHADS2スコア「4点」(n=880)では、リクシアナとエリキュースがともに31%でトップに。次いでイグザレルトの23%、プラザキサの5%となる。CHADS2スコア「5点」(n=123)は、リクシアナがトップで30%、次いでエリキュースで29%、イグザレルト20%、プラザキサ7%という結果となった。

◎CHADS2スコア1点の薬剤未処方15% ワルファリンは1点~5点とも4%未満


DOACの処方状況をみると、リクシアナはCHADS2スコア1点~5点まで総じて3割程度の処方割合をキープしている。エリキュースはCHADS2スコア2~5点の患者に処方されている。イグザレルトはCHADS2スコア2~5点よりも、1点で処方割合を高めていることが分かった。一方、GL改定で「考慮可」となったワルファリンは、処方割合が4%未満となっている。このほかCHADS2スコア1点~5点において、DOACなどの薬剤未処方の割合も1割弱見られた。薬剤未処方で最も高かったのがCHADS2スコア1点で15%。次いでCHADS2スコア5点の14%となっていた。

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