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医師が製薬企業サイトにアクセスするきっかけ 1位は「ネット講演会で得た情報の確認」

公開日時 2021/08/02 04:52
医師が製薬企業ウェブサイトにアクセスするきっかけの1位が「インターネット講演会で得た情報の確認」であることがわかった。僅差の2位が「医療系ポータルサイトで得た情報の確認」だった。いずれも調査回答医師の7割以上がアクセスのきっかけに挙げた。医師が複数の情報チャネルから情報収集することは、もはや定説。知り得た情報を自ら再確認している姿が、この調査からも垣間見える。

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この調査は医薬品マーケティング支援会社のエム・シー・アイ(MCI)が実施したもの。有効回答医師数は5129人で、内訳はHPが3995人、GPが1134人。調査期間は21年4月16日~23日。方法はインターネット調査。結果は、「医師版マルチメディア白書2021年夏号」としてまとめた。

医師に、「製薬企業の医療関係者向けウェブサイトにアクセスする時のきっかけ」を複数回答可で聞いた。その結果、1位は「ネット講演会で得た情報の確認」で71.9%、2位は「医療系ポータルサイトで得た情報の確認」で70.8%、3位は「MRから提供・案内された情報の再確認」で68.7%――となった。

◎処方機会の損失を最小化しよう!

ネット講演会やMRによる情報活動であれば、講演会参加者や情報提供した医師の把握は容易で、提供した情報内容もわかる。サードパーティであれば、コンテンツをアップしたタイミングや閲覧状況などがわかる。ネット講演会などの後に自社サイトの会員情報とともにアクセス状況を確認することで、ターゲット医師の情報ニーズや疑問点を把握する助けになるだろう。

いま新薬の処方が伸びていない。この要因として、例えばこれまでは講演会後にMRは即時フォローアップできていたが、コロナ禍により、即時フォローが困難になったことがある。医師が前向きに自社サイトで情報収集するといっても、このひと手間、ふた手間の間に新規処方が遠のく可能性もある。医師の情報収集の動きをしっかりキャッチして、MRがリアル面談やリモート面談で即応してクロージングすることで、処方機会の損失を最小化したいところだ。
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