レカネマブに「経験と知の全て注ぎ込む」
エーザイ・内藤晴夫代表執行役CEO
公開日時 2022/04/01 00:00
22年度中の日米欧同時申請・承認目指すエーザイの内藤晴夫代表執行役CEOは3月16日、インフォメーションミーティングに臨み、アルツハイマー病疾患修飾剤のレカネマブに、「過去の経験と知の全てを注ぎ込み、結集させる」と意気込んだ。前日15日に米バイオジェンとの間で締結したアルツハイマー病治療薬アデュカヌマブ(ADUHELM)の新たな合意スキームを受けた発言。内藤CEOは、両社の契約変更を「NewChapterの幕開け」と表現しながら、エーザイはレカネマブに集中し、価値最大化に努めると強調した。また、「日米欧の規制当局(FDA、PMDA、EMA)に2022年度中の同時申請を行い、同時承認を目指したい」と意欲を示した。さらに、中国市場への想いに触れ、「真水のADマーケットを増大するエフェクトがある」...