作品を通じて共感呼び「必要な支援が届く世の中にしたい」発達障害、虐待など「児童精神科」を扱う漫画「リエゾン」。胸がチクチク痛むテーマだが、作者のヨンチャンさんは、「生きづらさを抱える当事者とその家族の存在を知ってもらい、共感を広げることで、必要な支援が届く世の中にしたい」と力説する。今月からドラマ化も決定。読者以外にも幅広く視聴してもらい、児童精神科を巡る諸問題を“誰にも起こり得る事”と認識してもらい、誤解や偏見の払しょくにつなげたいと期待する。（半田良太）〔略歴〕1992年９月４日生まれの30歳。韓国釜山出身。ドラえもんを見て育ち、ジブリの大ファンだったことから2011年に19歳で、日本で初めてマンガ学科を設置した、京都精華大学に留学した。徴兵による休学期間を除くと...