デジタル時代のＭＲに求められるスキルとは何か？デジタルという“飛び道具”にはなくて、ＭＲにだけあるもの。速さ、深さ、新鮮さと言う点でデジタルは強味を発揮するが、それだけで医師が処方を判断するわけではない。ＭＲのみが有する最大の武器、それは「対話型コミュニケーション」だ。医師の疑問や疑念に耳を傾け、その「解」を言葉で届ける。いくら有能なＡＩでも、この代役は成し得ない。一方でＡＩの強味とは何か。膨大なデータから、ちょっとした変化や異常を検知し、担当者に“気づき”を伝える。実は、この単純とも思える作業こそがＡＩの真骨頂と言える。ＭＲとデジタル、お互いがカバーしあう時代がやってきた。（沼田佳之）ＭＲのスマホにアラートメールが！「毎月1000錠が定時納品...