訪問看護ステーションの医薬品配置可能薬拡大が焦点に
規制改革推進会議
公開日時 2023/06/01 00:00
日薬・山本会長「断固反対」と強調医療安全、法的観点から規制改革推進会議では6月の答申に向け、訪問看護ステーションへの医薬品の配置可能薬拡大が焦点の一つとなっている。規制改革推進会議では、訪問看護ステーションに“薬局の遠隔倉庫”のような形で、医薬品を備蓄することが議論されてきた。これに対し、日本薬剤師会の山本信夫会長は5月10日の三師会の会見で、医療安全の観点から、「断固反対」と強固な姿勢を取り、調整が難航。規制改革推進会議では新たな案が浮上するなど、攻防も激しさを増している。薬剤師の職能に絡む議論だけに、その行方が注目される。(望月英梨)「配置可能薬を拡大するということについては断固反対という立場だ」――。日本薬剤師会の山本会長は5月10日に開かれた三師会の会見で、本...