製薬企業のビジョンやメッセージが込められたＣＭを通じてトレンドを捉える「製薬企業ＣＭ好感度ランキング」。第２回となる2023年10-12月調査では、企業イメージ部門でＡＩ創薬への挑戦を印象付けた中外製薬がトップになった。OTC医薬品を中心とした医薬品関連ランキングでは、アリナミン製薬の「ベンザブロック」が人気を集めた。疾患の予防や受診を促す啓発系（DTC）のＣＭも患者目線で訴える内容が支持を集めた。（梅澤平）ADC技術をテーマに第一三共が２位定番のＣＭソングや出演者も上位に企業イメージ部門１位の中外製薬のＣＭは俳優の松坂桃李さんを起用し、スローガンの「創造で、想像を超える。」を訴える。抽象的な空間と現実が交差するアート性の高い映像や音楽が印象に残る。23年11月からは「ＡＩ創薬」...