産業構造転換で品目集約化やコンソーシアム構想も2024年度薬価制度改革で試行的に導入された後発品の企業指標。ミクス編集部の調査によると、後発品の企業指標導入に伴って、優先的に取り組む事項として、「平均乖離率超とならないよう、さらなる流通の適正化に取り組む」がトップとなった。これまで薬価差でシェア拡大を図ってきた企業にとっては転換を迫られている。一方で、後発品を中心とした供給不安は薬価制度改革だけでは解消しないことも指摘されている。厚労省でも、少量多品目構造の解消など産業構造の転換が求められている中で、品目の集約化による生産効率の向上や複数の企業が協働する“コンソーシアム構想”など具体論を語る企業もみられた。（望月英梨）「Ａ区分」40社、「Ｂ区分」39社、「Ｃ区分」は1...