「中間年改定見直し」に声集まる 新創品の累積額控除は現状維持求める
25年度薬価改定で検討すべき課題
公開日時 2024/04/01 00:00
ミクス編集部が2025年度薬価改定で検討すべき課題を尋ねたところ、「中間年改定」に意見が集中する結果となった。毎年薬価改定の導入された21年度や23年度改定で適用された平均乖離率の「0.625倍」超の基準を見直しを求める声が多く、「廃止」まで踏みこむ声もあった。次期薬価制度改革で検討項目にあがることが想定される、「新薬創出等加算の累積額控除」の時期についても通常改定時期に行われる現状維持を求める声があがった。25年度薬価改定で検討すべき課題に対しては、「中間年改定」に23社から意見が寄せられた。「中間年改定は薬価と実勢価格の乖離率が著しく大きい品目について薬価の補正を行うものと認識している。仮に実施するのであれば、平均乖離率を大きく上回る品目のみに対象品目を限定すべき」(内資)、「全品目の平...