UCB シムジアを単独展開へ 25年4月1日以降 アステラス製薬との販売提携終了
公開日時 2024/11/07 04:50
ユーシービー(UCB)ジャパンは11月6日、TNFα阻害薬・シムジア皮下注について、アステラス製薬との販売提携契約を2025年4月1日をもって終了することで合意したと発表した。同日以降、UCBが単独で販売、販売促進活動、流通を担う。
UCBとアステラス製薬は、シムジアの価値最大化のため、12年に販売提携契約を締結した。UCBは、「その後、順調に協業が推進されて初期の目的を達成したため、この度、本契約を終了することになった」としている。両社はシムジアの円滑な販売移管に向けて協働する。UCB広報部は本誌に対し、「契約内容については答えられない」とコメントした。
シムジアは現在、関節リウマチ、尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症を効能・効果としている。23年度の国内売上は100億円(前年度比11.1%減)。24年度上期売上は49億円(前年同期比6.3%減)だった。