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武田薬品 「LGBTQ+コミュニティ」Pride Paradeに初単独参加 Pharma Ally Japanで多様性アピール

公開日時 2025/06/10 04:52
日本最大級のLGBTQ+の関連イベント、Pride Festivalが6月7、8日の2日間、東京都内で開催され、グローバル製薬企業を含む多数の企業・団体、NPO等が参加した。主催は東京レインボープライド。8日には代々木公園(東京都渋谷区)を起点とするパレードが行われ、武田薬品が単独で初参加した。同社からはグローバルDE&Iヘッドのヘイデン・マヤヤス氏をはじめ、約50人の従業員が参加。本誌取材に応じたマヤヤス氏は、「イベントの中に従業員をはじめ患者さんや将来患者さんになる可能性のある方々、そして将来の従業員となるかもしれない多様なコミュニティも集まっている。サポートしているというメッセージを発信したい」とパレードに参加する意義を語った。

東京レインボープライドのパレードには、武田薬品を含む製薬企業の従業員リソースグループのネットワークPharma Ally Japanに加盟する、グラクソ・スミスクライン、日本イーライリリー、ブリストル・マイヤーズ スクイブの従業員らも前後に並ぶ形でパレードに参加。企業の枠を超えて連携しながら、沿道の声援に応える様子が見られた。



◎武田薬品 MR、研究開発、本社管理部門など異なる部署の従業員約50人が社内公募で参加


イベントは今回で14回目。武田薬品は2019年から同イベントに参加しており、パネル展示などを通じて取り組みを紹介してきた。今年は初めてパレードに個社として参加。MR職や研究開発職、本社管理部門など異なる部署の従業員約50人が社内公募で集まり、渋谷から原宿にかけての約3キロを練り歩いた。

同社はこれまでも、従業員リソースグループによるLGBTQ+に関する啓発イベントの開催など、継続して取り組みを進めてきた。Pharma Ally Japanとしても、7社(日本イーライリリー、グラクソ・スミスクライン、武田薬品、ノバルティスファーマ、ヴィーブヘルスケア、ファイザー、ブリストル・マイヤーズ スクイブ)が協働し、合同で講演会などのイベントを開催している。

LGBTQ+への取り組みについて、マヤヤス氏は、「薬を届けるには、色々なコミュニティの困難なども知らないといけない。患者さんも多様性のある人たちだ。そんな患者さんにどんなサービスを提供できるかを学べると思う」と、その意義を強調した。

◎日本イーライリリー、GSK、BMSの従業員も行進 ポール・リレットGSK社長の姿も

この日は、ともにLGBTQ+の活動を行う、日本イーライリリー、グラクソ・スミスクライン、ブリストル・マイヤーズ スクイブも、パレードに並んで参加した。グラクソ・スミスクラインのポール・リレット代表取締役社長の姿もあり、従業員とその家族らとともに、沿道の声援に応えていた。
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