【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

久光製薬 東洋製薬化成と帯状疱疹後神経痛に伴う疼痛治療薬のゲル剤で共同開発・販売権許諾契約

公開日時 2025/07/14 04:48
久光製薬は7月10日、東洋製薬化成との間で、帯状疱疹後神経痛に伴う疼痛の緩和を適応症とするゲル剤(開発コード:TH-004、一般名:リドカイン)について、日本における共同開発及び販売権許諾契約を締結したと発表した。帯状疱疹後神経痛の国内推定患者数は約10.6万人。

両社によると、リドカインを有効成分とする外用剤(テープ剤、スプレー剤、ゼリー剤など)は承認されているが、帯状疱疹後神経痛に対する効能・効果をもつ製剤は承認されていない。院内製剤としてリドカイン塗布剤が調剤されるケースもあるが、有効性・安全性に関する報告が限られているほか、原薬の結晶化などの課題もある。

◎日本ペインクリニック学会から開発要望

こうした背景を受け、日本ペインクリニック学会から帯状疱疹後神経痛に伴う疼痛緩和を適応としたリドカイン製剤(ゲル10%)の開発要望が提出され、厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で医療上の必要性が認められた。そして同省から開発企業が募集され、東洋製薬化成によって開発が進められることになった。

久光製薬は、「本剤の導入により、痛みに悩む患者さんに対する新たな治療選択肢の提供が可能となる。久光製薬は、注力しているTDDS製剤及び疼痛治療領域におけるパイプラインの充実を図り、患者さんのQOLの向上に貢献する」としている。
プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(3)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
ボタン追加
【MixOnline】記事ログ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー