早期発見困難な「膵臓がん」化学療法に変化の兆し
臨床ビッグデータで考察
公開日時 2026/02/01 00:00
株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン吉田昌史、酒井幸、渡辺幸子初期症状が出にくく、早期発見が困難な膵臓がん。その化学療法において、これまで二次治療の対象であった「オニバイド」が、2025年12月に一次治療の承認申請がなされた。今回は、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)による同薬剤の利用状況のデータ分析を通して、膵臓がん治療戦略の現状と今後を考察する。データで可視化する「膵臓がん」治療の現状国立がん研究センター調査では、国内の膵臓がん死亡数は41,235人(2024年、Fig.1)、5年相対生存率(2009~2011年)は8.5%と低く、患者の状態が比較的良好な一次治療の段階で治療効果が高い治療を選択することが重要だ。現在、一次治療の標準治療として最も選択されて...