甲状腺眼症治療薬テッペーザ 第一選択意向は4割
副作用と高薬価がネックに 今後の処方増意向は9割弱
公開日時 2026/03/01 00:00
甲状腺眼症(TED)は、主にバセドウ病などの甲状腺機能異常に関連して発症し、進行性かつ潜在的に失明の恐れがある希少な自己免疫性炎症性疾患で、眼球突出、眼の痛み、複視(二重に見える)や斜視、眼瞼後退、浮腫などが現れることがある。国内のTEDの発症率は人口10万人あたり7.3人(男性3.6人、女性13.0人)で女性に多く、患者数は約3万5000人と推定されている。日本甲状腺学会・日本内分泌学会の「甲状腺眼症診療の手引き」によると、中等症~重症例の場合、活動性があれば免疫抑制療法や放射線照射療法、非活動性であれば眼科的な機能回復手術の適応となり、特にパルス療法と放射線外照射の併用療法がそれぞれの単独療法より効果が高いとして推奨。再発例や難治例には、同併用療法に加えて、その他の免疫抑制剤や眼窩減圧術...