アッヴィとEAファーマ ヒュミラの消化器疾患領域適応症で共同販促開始
公開日時 2016/06/03 03:50
アッヴィ合同会社、エーザイ、エーザイ子会社のEAファーマは6月1日、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体ヒュミラ(一般名:アダリムマブ)の消化器疾患領域の適応症について、アッヴィとEAファーマが同日から共同販促を開始したと発表した。ヒュミラが持つ適応症のうち潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管型ベーチェット病――が対象となる。
EAファーマは16年4月にエーザイの消化器疾患領域事業と、消化器領域に強みを持つ味の素製薬が統合して発足した消化器スペシャリティファーマ。MR数は約450人。EAファーマは今回、エーザイの委託を受けて、ヒュミラの消化器疾患領域の適応症についてアッヴィと共同販促する。なお、ヒュミラの流通販売体制に変更はなく、これまで通り製造販売元はアッヴィ、販売元はエーザイとなる。
ヒュミラの消化器領域以外の適応症である関節リウマチや乾癬などは、引き続きアッヴィとエーザイが共同販促する。