武田薬品・18年度第2四半期 営業利益26.6%減 実質ベースで国内4.1%増収

公開日時 2018/11/01 03:50
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武田薬品は10月31日、2019年3月期第2四半期(4~9月)の連結業績を発表し、売上高は0.1%減の8806億1100万円、営業利益は26.6%減の減収減益だった。ただ、武田テバへの製品の追加売却や和光純薬の売却による収益、シャイアー買収提案関連費用を除く実質的な売上収益は4.2%増。多発性骨髄腫治療薬・ベルケイドを上方修正したほか、主力品の潰瘍性大腸炎治療薬・エンティビオなどが伸長した。医療用医薬品の国内売上高は対前同期比4.1%減の2418億円だったが、実質的な収益は増収だった。19年3月期業績については上方修正した。営業利益は、前回公表予想から679億円増益の2689億円に修正した。クリストフ・ウェバー社長CEOは、主力製品が好調だったことから、「非常にポジティブ、着実な進捗だった」と述べた。


この日の業績会見に臨んだクリストフ・ウェバー社長CEOは、財務ベースでみるとシャイアーの買収提案関連費用などの影響を受けたものの、実質ベースでは、タケダの成長ドライバーがけん引し、すべての地域で増収になったと報告した。実際に、同社が掲げる成長ドライバーの、①消化器領域、②オンコロジー、③ニューロサイエンス、④新興国事業-の売上収益は9.8%増。主力品のエンティビオは33.1%増、ニンラーロは38.0%増、さらに2017年のアリアド社買収により獲得した製品も売上に大きく貢献した。


一方、地域別に実質ベースの売上収益をみると、日本は2415億円(4.1%増)、米国は3084億円(9.2%増)、欧州およびカナダは1594億円(4.3%増)、新興国は1251億円(2.4%増)と、それぞれ増収している。



【連結業績 (前年同期比) 18年度通期予想(前年同期比)】
売上高 8806億1100万円(0.1%減) 1兆7500億円(1.2%減)←修正前1兆7370億円
営業利益 1719億5600万円(26.6%減) 2689億円(11.2%増)←修正前2010億円
親会社帰属純利益 1266億6800万円(26.7%減) 1895億円←修正前1390億円


【グローバル主要製品売上(前年同期実績) 18年度通期予想 億円】
エンティビオ 1284(970) 30%超の増
ベルケイド 649(720) 10~20%の減
リュープロレリン 551(529) ±10%以内
アジルバ 352(314) 10~20%の増
パントプラゾール 307(345) ±10%以内
デクスラント 349(334) ±10%以内
タケキャブ 272(223) 10~20%の増
ネシーナ 268(239) 10~20%の増
トリンテリックス 271(234) 20~30%の増
ユーロリック 265(230) 10~20%の増
ニンラーロ  294(217) 30%超の増
コルクリス 163(199) 20~30%の減
アドセトリス 211(190) ±10%以内
ランソプラゾール 146(185) 20~30%の減
アミティーザ 163(175) ±10%以内
アイクルシグ 142(109) 10~20%の増
Alunbrig 23(8) 30%超の増


【国内主要製品売上(前年同期実績)、18年度通期予想、億円】
アジルバ※ 352(314) 10~20%の増
タケキャブ※ 272(223) 10~20%の増
リュープリン 201(208) 非開示
エンブレル 181(190) 非開示
ロトリガ 152(139) 非開示
ネシーナ※ 143(135) 非開示
ベクティビックス 105(97) 非開示
レミニール 84(82) 非開示
ロゼレム 47(40) 非開示
ベネット 32(35) 非開示
アドセトリス 22(19) 非開示
ニンラーロ 21(9) 非開示 
アジレクト 3(‐) 非開示
※配合剤、パック製剤を含む

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