スズケン EPSと戦略的パートナーシップの深化で基本合意 「AI-MS」とコールセンターの連動など開発へ
公開日時 2026/05/15 04:50
スズケンは5月14日、EPSホールディングス及びEPファーマラインとの間で、戦略的パートナーシップの更なる深化に向けた基本合意書を締結したと発表した。スズケンが開発を進めているコラボポータルの新機能であるAIアバター「AI-MS」とEPファーマラインのメディカルコンタクトセンター機能(24時間365日対応コールセンター)を連動させた新サービスの共同開発・展開などを検討する。
医療・医薬品流通業界では、人材不足や業務の高度化、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展への対応が急務となっている。こうした環境変化を受けスズケンは、「営業機能の高度化に加え、バックヤード機能の強化やデジタル活用によるマルチチャネル体制の構築が必要」とし、特にEPファーマラインのメディカルコンタクトセンター機能を中核とした連携体制の強化が不可欠と判断した。
基本合意により三社は、▽「AI‑MS」をはじめとするマルチチャネルによる営業・支援体制の高度化、▽メディカルコンタクトセンター機能を軸としたバックヤード業務の更なる強化、▽両社グループの経営資源を活用した中長期的な事業成長に向けた連携の可能性など――を中心に検討する。「AI-MS」は、スズケンMSの知見や顧客との対応内容をもとに、コラボポータル内のバーチャル空間でAIアバターとして再現し、医療関係者などからの様々な質問に対し音声による情報提供を行う機能。スズケンは、「メディカルコンタクトセンター機能と組み合わせることで、双方向コミュニケーションを可能とする仕組みであり、リアルな営業活動を補完するデジタルチャネルの一つとしての活用や、更なる機能強化に向けた検討を進める」としている。
なお、EPファーマラインの株式はEPSホールディングスが51%、スズケンが49%を保有している。