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小野薬品 独メルクのがん免疫療法薬Stimuvaxの国内共同開発・販売権を取得

公開日時 2011/10/05 04:01

小野薬品は10月4日、独メルクとの間で、独メルクグループのメルクセローノが日本で開発中のがん免疫療法薬「Stimuvax」(商品名候補、BLP25リポソームワクチン)を日本で共同開発・販売することと、小野薬品が経口タイプの多発性硬化症治療薬として開発中の「ONO-4641」の日本・韓国・台湾を除く全世界の権利を独メルクに導出することの2つの契約を、3日付で締結したと発表した。

Stimuvaxは腫瘍抗原であるMUC-1を標的とするがん免疫療法薬。メルクセローノ日本法人が日本で非小細胞肺がんを対象にフェーズ2試験を進めている。今回の契約に伴い小野薬品は独メルクに契約一時金500万ユーロを支払う。

ONO-4641は小野薬品の創製品。スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)受容体作動薬で、血中のリンパ球をリンパ節にとどめることで病巣へのリンパ球浸潤を抑制し、多発性硬化症などの自己免疫疾患の治療薬になることが期待されている。国際共同フェーズ2試験「DreaMS試験」が進められている。今回の契約により、小野薬品は独メルクから契約一時金15億円を受け取るほか、開発の進捗に応じたマイルストンや上市後の売上目標に応じたマイルストンを受け取る。

 

 

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