エーザイ・小野薬品・塩野義製薬 CDP「気候変動」「水セキュリティ」で最高評価のAリスト選定
公開日時 2025/12/12 04:50
エーザイと小野薬品、塩野義製薬は12月11日、環境情報の開示に取り組む国際的非営利団体CDPから「気候変動」および「水セキュリティ」分野で最高評価のAリストに選定されたと発表した。CDPの評価は企業に環境課題に関する情報公開を求め、その内容を評価することで、グローバルな環境課題への働きかけの改善を促すもので、投資判断への指標としても活用されている。小野薬品は気候変動・水セキュリティの両分野で5年連続のダブル選定となった。
◎エーザイ 2年連続Aリスト選定 「人々の“生ききる”ことに貢献」
製薬各社は選定に際しコメントを発表した。エーザイは、気候変動・水セキュリティ分野で2年連続のAリスト選定を受けた。「地球環境に配慮した事業活動」をマテリアリティ(重要課題)の一つとして掲げ、グループ全体で気候変動対応や持続可能な水利用を推進している。同社は「当社の企業理念(hhc)の実現には地球環境の保全が不可欠であり、気候変動および持続可能な水利用への取り組みなどを通じて、人々の“生ききる”を支えることに貢献していく」とコメントした。
◎小野薬品 気候変動8年連続・水セキュリティ5年連続選定 「次世代の豊かな地球環境の保全へ」
小野薬品は、気候変動において8年連続、水セキュリティにおいて5年連続のAリスト選定となった。同社では、次世代への豊かな地球環境の保全を次の100年に向けたサスティナブル経営の重要な基盤の一つとし、事業活動に伴う温室効果ガス排出量削減、水使用量および廃棄物の削減、生物多様性保全に取り組んでいる。同社は、「今後も革新的な医薬品の創製を通じて人々の健康に貢献するとともに、取引先と協働し、次世代への豊かな地球環境の保全に向けた取り組みを推進していく」としている。
◎塩野義製薬 気候変動で4年連続選定 「将来にわたって必要とされる企業であり続ける」
塩野義製薬は、気候変動分野では4年連続、水セキュリティ分野では2年ぶりのAリスト選定。同社では取り組むべき重要課題として「環境への配慮」を掲げ、気候変動、水資源を含む省資源・資源循環、AMR対策などに取り組んでいる。同社は、「今後もSHIONOGIグループはSDGsの達成に向けて、サスティナビリティ課題に対する責任ある対応を強化することで、事業を通じた“企業としての成長”と“持続可能な社会への貢献”を両立し、将来にわたって必要とされる企業であり続けるよう努力していく」とコメントしている。