医師が求めるMR調査25年版
2025/02/01ミクス編集部は「医師が求めるMR調査2025年版」を公表した。コロナ禍以降、MRとの面談はリアルとデジタルを組み合わせたハイブリッド型が主流となっている。
「医師の働き方改革」以降 医師850人のインサイト
2025/02/01ミクス編集部は、医師850人(開業医400人、勤務医450人)を対象に2024年4月実施の「医師の働き方改革」以降の医師のインサイトを調査した。
働き方改革以降の医薬品情報の入手方法
2025/02/01医師の働き方改革がスタートした2024年以降、医師による医薬品情報の収集方法に変化があっただろうか。ミクス編集部が医師850人(開業医400人、勤務医450人)を対象に行った調査によると、製薬企業主催のWeb講演会を「これまで以上に視聴している」との回答が、全体で27.2%、内訳は、開業医23.0%、勤務医30.9%となった。
医師の働き方改革後のMR活動
2025/02/01医師の働き方改革に伴い、MRへの接し方やコミュニケーションの方法について変化が見え始めている。医薬品情報の収集方法や最新トピックスへの関心は改革以前と比べて変化はないものの、MRとのリアル面談に対し3割の勤務医が「減る」と回答した。
医師が有用と考える情報源
2025/02/01医師が有用と考える情報源として「MR」が3年連続トップとなり、「MR」と回答した医師数はコロナ禍以前の水準近くまで戻った。
生成AIに対する興味・関心
2025/02/01医師における生成AIの活用が着実に進んでいる。ミクス編集部では医師の生成AIに対する興味・関心について調査した。その結果、生成AIを「活用している」「将来的に活用したい」と回答した医師は全体で51.1%だった。
優れているMR〈診療科別〉
2025/02/01診療科別の得票数1位の企業は、一般内科、循環器科、整形外科は第一三共、消化器科は武田薬品、呼吸器科はアストラゼネカ(AZ)、精神神経科は大塚製薬、泌尿器科はアステラス製薬、皮膚科はマルホ、腫瘍内科は中外製薬――だった。
医師の医療DXへの関心度
2025/02/01近年の遠隔システムやAI技術などの進化に伴い、医療現場にもデジタルトランスフォーメーション(DX)の波が押し寄せている。その勢いが増すかどうかは医療者、とりわけ医師の意識次第だ。
2025/02/01ミクス編集部が開催した年初の編集会議に初めて生成AIが参加した。この日の編集会議の目的は2025年の編集方針を決めるべく、製薬業界や医療界を取り巻く環境要因や事象を抽出し、そこでの働き方や仕事に対する志向の変化などを編集部員同士で議論することにあった。
医師が求めるMR調査25年版
2025/02/01ミクス編集部が行った「医師が求めるMR調査2025年版」の優れているMRの所属企業ランキングの第1位に第一三共が輝いた。