厚生労働省の薬食審・薬事分科会は３月24日、審議品目となっていたシェリン
グ・プラウの高インスリン血性低血糖症治療薬アログリセム（一般名：ジアゾ
キシド）の承認を了承した。そのほか、報告品目だった中外製薬の抗体医薬ア
クテムラ（トシリズマブ遺伝子組換え）の関節リウマチへの適応拡大や、アボ
ット・ジャパンの抗リウマチ薬ヒュミラ（アダリムマブ遺伝子組換え）なども
通過。１ヵ月程度で正式承認されるとみられる。アンジェスMGの小児ムコ多糖
症６型治療薬ナグラザイム（ガルスルファーゼ遺伝子組換え）については、分
科会通過後に早急に承認される見通し。