東邦HD、新中期計画で船出 需要イノベーターへの挑戦
公開日時 2009/07/31 00:00
●オムエル統合、調剤規模は4位相当・薬局共創未来も活況発進中●好調続く顧客支援システムでフィービジネス、新兵器も続々登場粗利崩壊と資本提携先倒産のダブルパンチでくやしい赤字決算となった東邦HDだが、4月には持株会社の新体制が船出し、5月に発表した新中期計画に沿う航海がはじまった。2本目の柱に仕立てた調剤事業は非連結分も含め450億円と大手調剤4位を超える規模だが、20社近い混成部隊だ。昨年年6月にスタートさせた薬局共創未来は予想を超える参加となり、実効的活動がはじまった。顧客支援システムは相変わらず好調で、新兵器の登場も続く。新生東邦HDの濱田矩男社長、松谷竹生取締役に取材した。中期計画2011年売上1兆円達成調剤事業貢献、利益の3割捻出東邦HDの新体制は、東邦薬品が率いる医薬品卸孫会社9社...