製薬協・川邊専務 薬価制度改革論議の見通し「一切見当がつかない」
公開日時 2009/10/15 04:02
日本製薬工業協会の川邊新専務理事は10月14日、都内で開いた定例の理事会終了後の会見で、中医協での今後の薬価制度改革論議の見通しについて「すぐに中医協が解体されるわけでもなく、いずれ委員も任命され、動いていくのだろうが、今の時点では、一切見当がつかない」と述べた。厚労省の政務三役がメンバーの見直しを進めているため中医協がストップしている。
川邊専務によると、理事会では、中医協での薬価制度改革論議の見通しについて理事から質問があった。それに対し、中医協専門委員の任期切れ中で、日薬連・薬価研の長野明委員長も「分からない」と答えたという。