日薬、製薬協、RAD-AR 医療・健康情報の見極めで啓発資材作成 鵜吞みにせず「み・き・き」が重要
公開日時 2026/04/10 04:50

日本薬剤師会、日本製薬工業協会(製薬協)、くすりの適正使用協議会は4月9日、医療・健康情報を一般生活者が見極めるコツをまとめた啓発資材「情報の鵜呑み禁止!」を公表した。一般生活者の多くがネットから医療・健康情報を収集している実態を踏まえ、情報を鵜吞みにせず、「みきわめる」「きく」「きめる」の3つの観点(み・き・き)から情報の正確性を見極めるよう促している。3団体はそれぞれホームページに啓発資材を掲載したほか、薬剤師などが市民公開講座の講演などで使用できるパワーポイントや参加者向けの配布用チラシも用意した。
近年は医療・健康に対する一般生活者のニーズも多様化しており、インターネットを通じて情報収集するケースが増えている。一方で科学的根拠に乏しい情報も散見されており、患者や家族が不正確な健康・医療情報に惑わされることなく、情報を見極めることの重要性が指摘されていた。
◎「がん消滅 奇跡の生還者」など架空の雑誌記事を紹介 「いったん立ち止まって考える」
今回の啓発資材は、一般生活者が自身や家族の健康を守るために、医療・健康情報の見極め方のコツ「み・き・き」を身につける一助となることを期待して作成されたもの。市民健康講座などで利用するパワーポイントには、「××薬品の奇跡の〇〇〇〇」などの広告の事例や、「がん消滅 奇跡の生還者」、「副作用がない漢方薬への乗換パーフェクトマニュアル」など架空の雑誌記事を紹介。一般生活者に対し、「いったん立ち止まって考える」ことの大切さを訴求しながら、何かしらの情報を目にしたら「鵜呑みは禁止」と呼び掛けるシナリオが用意されている。
◎ママ友のクチコミ、SNS、通販番組のサプリ紹介等 情報を鵜呑みにせず「み・き・き」を
チラシには、「ママ友のクチコミの健康情報」、「ネット検索・SNS・生成AI」、「通販番組のサプリメントの紹介」を例示し、情報を鵜呑みにせず「みきわめる」「きく」「きめる」の「み・き・き」が重要とメッセージを発している。