FDAとFTC 新型インフルエンザの予防効果など虚偽表示品に警告
公開日時 2009/10/27 04:00
米食品医薬品局（FDA）と連邦取引委員会（FTC）は、新型インフルエンザ（A/H1N1）に対する予防効果の虚偽表示サプリメントを販売するウェブ・サイトの所有者に対し、販売中止を求める警告書を発行した。FDAが19日に発表した。
FDAとFTCは、虚偽表示サプリメントの販売を行っているウェブ・サイトの所有者に対し、当該製品の販売中止と、販売中止計画を策定し、48時間以内に報告するよう求めた。その一方で消費者に対しても、ウェブ・サイトにおける、新型インフルエンザの診断、予防、治療などを表示する様々な虚偽表示製品（サプリメント、医薬品、ワクチン、医療機器などの形態を装う）について、身体に危険を及ぼす可能性があることから、十分注意するよう喚起した。
FDAは、2009年5月以降、75以上のウェブ・サイトで、新型インフルエンザの予防、治療などの効果を標榜する135以上に上る虚偽表示製品に対して販売中止の警告を行っている。FDAとFTCが共同で警告書を発行したのはこれが初めて。