慢性疼痛治療 医師の半数が専門医との連携対応望ましい
公開日時 2010/11/04 04:00
治療効果に不満も多い慢性疼痛治療だが、医師向け会員サイト「MedPeer」を運営するメドピアは、同治療に対する姿勢について会員医師に対し調査した。911人から回答が寄せられ、約半数である49%が「ペインクリニック等の専門医と非専門医間で連携して治療すべき」とし、診療科目を超えた連携が必要との認識を示していた。
同社の調査結果によると、患者のQOLの立場から疼痛の緩和に対しては専門医の協力を仰ぐことでスピーディーに対応できるや、多くの視点から治療が行えるメリットが挙がった。一方で、かかりつけ医での継続的な治療も必要との意見が多く見られた。回答の39%は「内科や整形外科なども慢性疼痛を積極的に治療すべき」だった。