PhRMA 米韓FTA合意を歓迎
公開日時 2010/12/08 04:00
米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、12月3日、同日、合意に達した米韓自由貿易協定(FTA)について歓迎するとのJohn Castellani理事長兼CEOの声明を発表した。
Castellani理事長兼CEOは、PhRMAは長い間、FTAは韓国の患者が米国産の医薬品にアクセスするのに素晴らしい機会を与えるとの位置づけをしていたと説明したうえで、「FTAの合意は、特に医薬品では特許問題で改善が図られ、今後他のFTAのモデルとなるべき21世紀のスタンダードになる」と評価した。
同理事長兼CEOは、米国の研究指向型製薬企業にとって韓国を重要な市場とみていると指摘、「結果的にFTAは、直接、米国の輸出を増加させ、高度な技術を発展させ、雇用を創出する」と歓迎した。PhRMAは、来年、連邦議会でのFTA合意の批准を期待している。