米国研究製薬工業協会（ＰｈＲＭＡ）は、昨年末、メンバー会社の幹部交代などを理由に新規に理事会にファイザーのＩａｎ　Ｒｅａｄ社長兼ＣＥＯら４氏が選任されたと発表した。

Ｒｅａｄ氏ほか、理事に選任されたのは、ノボノルディスクのＪｅｒｚｙ　Ｇｒｕｈｎ社長（ノボノルディスク・ノースアメリカ上級副社長兼任）、サノビオン・ファーマシューティカルズ（大日本住友製薬米子会社）のＭａｒｋ　Ｉｗｉｃｋｉ社長兼ＣＯＯ、ルンドベックのＳｔａｆｆａｎ　Ｓｃｈｕｂｅｒｇ社長の３名。

ＰｈＲＭＡのＪｏｈｎ　Ｃａｓｔｅｌｌａｎｉ　理事長兼ＣＥＯは、「厳しい規制環境・経済環境のもとで、我々の理事らは患者中心の医療という原則を最優先し、イノベーション育成を目指す公衆衛生政策の推進や医薬品発見で世界をリードする米国の地位の維持に努力してきたが、今後もＰｈＲＭＡの全理事と共にその使命達成に努力したい」と新理事への期待感を示した・

昨年１２月６日に発表したサノフィアベンティスのＣｈｒｉｓｔｏｐｈｅｒ　ＶｉｅｂａｃｈｅｒＣＥＯのＰｈＲＭＡ会長就任に引き続く、今回の新理事選任により、幹部の新たな布陣が整った格好となった。